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2013-06-15 16:54 追加

ワールドリーグ小牧大会第1日目山村・八子・福澤コメント

山村主将 ゲーリー新監督になって初勝利、素直に嬉しい気持ちでいっぱい。前の4試合に比べてディグのトランジションの攻撃が機能するようになった。サーブミスが減少し、それに対してハイボールの打ち方がよくなり、攻撃の効果率がそん

山村主将
ゲーリー新監督になって初勝利、素直に嬉しい気持ちでいっぱい。前の4試合に比べてディグのトランジションの攻撃が機能するようになった。サーブミスが減少し、それに対してハイボールの打ち方がよくなり、攻撃の効果率がそんなに悪くなかったのでは。それはずっとゲーリーから言われてきていることなので、それがちょっとずつ形になってきている事がわかるゲームだったかなと。

--機能した要因は
一つ具体的な例を挙げると、昨日フィンランドのセッターの上げ方がうまいと言うことで、近藤と福澤が1時間ビデオミーティング。フィンランドのセッターのこれを盗んで欲しいと福澤に言われ、近藤に気付きがあった。

--ミドル 今までと比べてどの辺がよくなったか。
今まで近藤君のセットアップが遅いという指摘があった。しかし言われてもどうしたらいいのかわからなかったのでは。それが、フィンランドのセッター上げ方を参考にすることでわかったんだと思う。自分なりに再現できたんだと思う。

--チーム内でコミュニケーション 新監督がそうしようと?
そうですね、ゲーリー、デービッドもコミュニケーションという言葉をしょっちゅう言うし,僕ら自身も。いろんな形で実戦している。点数とられたときもコートの中に集まってコミュニケーションとろうという新しい試みをしている。

--ワールドリーグ入ってからの5試合について、山村さん自身が声を出しているのは多いような?
コミュニケーションが大事と言われるなら、一番率先してやらなければならない立場なので。

八子
今まで4試合ださせてもらっていて、自分でも不完全燃焼だった。周りの人からもっとがつがつ思い切ってやれと言われて、今日は、周りの方に支えてもらったので自分のプレイが少しはできたのかなと思います。

--まだまだできるということなのか?
終盤に交替させられてしまったのは、集中力が途中で切れてしまったというか。監督からも、集中力を高いところでキープできるチームが強いチームと言われているので、1試合通して高い集中力でやっていかないといけないと思いました。

--オポジットに入ってご自身の中でやりやすいという部分と、苦労されている点と。初勝利の感想も
オポジットをやって、本当に打つだけというか、大げさにいえば打つだけ、サーブレシーブをせずにすむので、やりやすいところはある。ライトのバックアタックが、まだ打ち切れていない。二段トスになったら、ブロックされることも多いので、早く、対応できるようにしていきたいと思っています。
僕が試合に出ていて本当に勝てるのかなと思ったこともあったので、一勝できて本当によかったです。

--1セット2セットたくさん点を上げたのは?
周りの方が僕を思いきりやらせてくれる環境を作ってくれたんで、思い切り行けてなおかつ点数もとれたので、気持ちも乗って行けた。

--自分の強みは
高さと、パワーですかね。まだアピールポイントとは言い切れないんですけど、現時点では一番アピールポイントだと思います。

福澤
まず、1セット目スタートダッシュを切れたのがよかった。今まで日本戦ほとんどで出だしでつまずくことが多かった。そこで勢いがつけれたのがよかった。新体制の元、ホームで初勝利をあげることができて、まずはほっとしています。

--昨日近藤さんとビデオミーティングをしたそうですが、何を近藤さんに求めたのでしょうか。
これまでコンビネーションが合ってなかったので、映像で見返した。いいときと悪いときを見比べていて、いいときは、近藤さんの手が見えて、スパイカーが打ちやすく、悪いときはボールをタッチする手が見えていなくて、スパイカーが打ちづらかった。
これまではトスの高さだったり距離だったりスピードだったりに目が行っていたんですが、映像を確認してみると、タイミングがきっちりとれているかどうかだった。
とにかくパスが入ったときに、早くスパイカー側に手を見せて欲しいと頼んで、今日はそれが上手くできていたと思う。

--スマートバレーの完成度
ずっとチームとして取り組み続けてきた、アウトサイドがしっかり相手のブロックアウトを狙って、高い打点からいいスパイクを打つということが実現できた。
今日なんかは相手のサーブに対してきっちりセッターに返すということができなかったが、上にあげたボールをきっちりあげて、最後スパイカーに託すとう形ができた。

今までだと、パスが乱れても、スピードだったりコンビネーション、パイプ、自分たちで難しくしてしまっていた。それをゲーリーが、もっとシンプルに、スパイカーの能力を最大に活かすトスを上げようと言ってきて、そのようにかえた。それがうまく行ったと思う。

--これまでの連敗で始まったワールドリーグと今回の違い
今回は短い期間で大会が始まってしまった。新しいプロセスに取り組む大会だったが、負け続けると、迷いが出てしまうところがあった。ホームに帰って、一勝上げられたのは非常に勝ちのある一勝だったと思う。間違ってない。このままやっていったら結果を出せるという新たな一歩。詰めるところは詰めないといけない。
明日もシンプルに勝ちに行けたらいいかなと思います。

--今日取り組んでいる速いバックアタックについて
先ほども言いましたが、映像で確認をして、近藤さんとのボールを上げるタイミングを一番重視してとりくんだ。今日は近藤さんがリズムよくあげてくれた。全てのパイプをきっちり打ち抜けることができたのは成果。明日は相手も対応してくると思うので微調整したい。明日はブロックが来るものと思ってもう少し精度を上げたい。

横田
サーブについては、ワールドリーグ前の合宿の時から評価してもらっていると感じていた。でも、サーブだけでなく、他のプレイでも貢献できるようになりたい。レギュラーの二人に比べると、僕はブロック力が劣っていると言われていて、その辺を伸ばしたい。読みだったり、計算だったりを上げないと、とゲーリーには言われている。僕自身はいろんな布石を打ちつつの駆け引き型だと思っている。だから、ゲーリーに言われたことを伸ばしつつ、自分の型をつきつめていきたい。
今日のブロックについては、僕も外から見ていて、色々二人に話しました。15番のセンターが強かったので、彼を潰したかったんですけど、なかなかそれができなかった。14番の方はマークしてつぶせた(交替させた)のはよかったと思います。

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