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インタビュー

2012-08-08 18:58 追加

岡山 河本監督「こんなふうに成長してほしい! 栗原恵選手」

岡山シーガルズに入団した栗原恵選手について、同チームの河本昭義監督にお話をうかがった。

V1リーグ 女子

7月14日に岡山シーガルズへの入団発表会見を行った栗原恵選手。すでにチームに合流し、チームメイトとも打ち解けつつあるという。今回は同チームの河本昭義監督にチームの中で栗原選手にどんなふうに成長してもらいたいかについて、お話をうかがった。

記事の最後には栗原選手からの一言メッセージも。

 

 

クレバーな選手と感じた高校時代

―河本監督は、栗原選手が高校時代からチームに来てほしいと考えていらしたそうですが、当時から、「将来はこんな選手に育てたい」というイメージはありましたか?

河本 高校当時の栗原は長身選手にしては非常にバランスがとれていて、ゲーム中にいい意味でその大きさを感じさせない器用な動きをする選手だと思って見ていました。試合運びなどを見てもクレバーな感じがして、すごい選手だな、と。当然、全日本に行くものと思っていました。その頃のシーガルズは小学校からバレーをしてきた選手が少なく、まだキャリアの浅いチームでしたから、ボールが浮遊している間に瞬時に考えることのできる選手を求めていました。栗原はそれができる選手になれるのではないかと…。瞬間的な判断力を身につけられるよう意識付けしていけば、将来的にスパイク決定力やディフェンス力も向上していくだろうと考えましたね。

―現在の栗原選手は当時想像していた通りの選手になっていますか?

河本 オリンピックに2回出場しましたし、順当に育ったのではないかと思います。ただ、ケガもありましたし、もう一つ何かやってきたことに対して、「やり残した」「やり遂げたい」という気持ちがあるようです。何かが満たされていない感じが残っているみたいですね。目標に対して違った努力の仕方をすれば、そのもどかしさはなくならないでしょうから、そこを軌道修正してあげられたらと考えています。現マネージャーの神田千絵は高校からバレーを始めましたが、全日本入りを果たすくらいまで成長できました。栗原の場合は小学生からバレーを始めていますし、キャリアがあるのですから、もっと伸びしろがあると考えています。

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